沖縄の家庭教師・個別指導ならプロの家庭教師パートナー

家庭教師のご相談は098-894-2751までお気軽にお問合せください

高校入試を受ける君へ

 「偏差値」と「内申点」って?

 

沖縄県の高校入試をこれから受ける皆さん、「偏差値」と「内申点」という言葉を聞いたことがありますか? 聞いたことがあっても意味はよくわからないという人もいるのではないでしょうか?    この2つは受験をする生徒は必ず知っておくべきものです。なぜなら偏差値と内申点で受験の合否がほぼ決定するからです。偏差値と内申点について知らない人はここでしっかり理解しましょう。

 

「偏差値」とは、入学試験の得点数に基づき、全受験者の中で、自分の学力が平均よりも上なのか下なのかを示す指標です。簡単に言うと、試験で取った点数が平均より上であればあるほど偏差値は高くなり、平均より下であれば低くなるということです。全体の平均点と同じ点数だと偏差値50と表されます。例えば60点中45点(75%)の点数でも全体の平均点が50点であれば偏差値としては50より下となり、低いということになります。  逆に60点中30点(50%)でも平均点が25点であれば偏差値は50を超えるということです。そのため、例え合計点数が高くても、その年の平均点によっては、不合格になることもあり得ます。
 

そして、「内申点」とは学校での1年~3年の9教科の5段階の学業成績を合計したもののことです。学業成績には、中間・期末などの各種テスト、提出物、授業態度などが含まれます。もし3年間オール5であれば1年で55ということになり、その3か年分の合計は165ということになります。美術、保健体育、技術・家庭、音楽の実技4教科はその評定が1,5倍され換算されます。例: 評定が4であれば×1.5され「6」になります。そのため主要教科ではないからといってこれらの実技教科の手を抜くと、内申点の大きなマイナスにつながります。
 

この2つは高校受験の合否を判断する上で大変重要で、どちらもおろそかにすることはできません。沖縄県の高校入試ではほとんどの高校が偏差値と内申点を5:5で判定すると言われているからです。

 

ですので、例えば入学試験で高得点をとり偏差値が高いとしても、内申点が低ければ不合格になるということがあり、またその逆もあり得るのです。    皆さんの中には「受験は3年生から!」と考えて、1年生、2年生の間は中間テストや期末テスト、課題提出、授業態度などを重要視していない人もいる人もいるかもしれませんが 、内申点は1年~3年の成績全てです。 そのため受験は中学1年から始まってるといっても過言ではありません。  

公開日:2017/06/07 19:39:11